6月17日(金)〜19日（月）まで、神戸のアフリカ雑貨と喫茶のお店「moja」さんのイベントを折角堂の神戸店で行います。

アフリカ。名前はよく聞くけれども、実際に足を運んだことのある方は少ないと思います。
mojaさんは西アフリカのブルキナファソ、コートジボワールやガーナなどを中心に買い付けに行き、その土地の文化や民芸品を中心としたモノを日本で紹介するセレクトショップです。
テロや拉致などの危険もあるエリアに行くそうなので、毎回かなり気をつけて行かれています。

そうしてアフリカから選ばれたモノの中から、折角堂でいくつかセレクトをしてご紹介させていただきます。
アフリカの儀式で使用されるマスク、ラグや鉄の置物。普段mojaさんの中でも「商品」として認識されていないものも含めてお持ちしていただくので、お近くの店とはいえ、いつもとは変わった雰囲気で楽しんでいただけると思います。

民芸品や儀式用の道具ってすごく面白いと思います。

そもそも私たちの身につける洋服の起りも、そういった儀式や晴れの日に使用されていたものがベースになっているものがたくさんあります。
特別な日に着用するものが日常に落とし込まれた結果、現在の洋服などの形になっているわけです。
アフリカでは儀式が盛んなようですが、日本でも同じです。結婚式や成人式、地鎮祭や七五三など。
日本では宗教的な価値観が、認識しにくいほど実生活に根ざしています。
根ざしすぎて、「無宗教」という認識がかなり進んでいるほどです。
そういった意識でそれぞれのモノをご覧いただくと、日本のものとの違いなんかも感じていただきやすいのではと思います。

民芸品に関しても、昔は日本でも各家庭で製作するものが一般的でした。今ではそういったものはほとんどありませんが、
アフリカでは今もそうした民芸品が、現地の各家庭で製作されています。

そもそも人類の起源と呼ばれるエリアの、文化的により源流に近いものたちが折角堂に集うのが非常に楽しみです。